f sikok88 60 横峰寺

四国霊場 第六十番札所
横峰寺 (よこみねじ)

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石 金夫 山(いしづちさん)福智院(ふくちいん) 横峰寺(よこみねじ)

「石づち山」の「づち」は金偏に夫「 金夫 」です。

このページ作成 2020.9.22  更新2020.10.10


撮影: 2015年(平成27年)7月29日
本尊: 大日如来
場所: 〒799-1102 愛媛県周桑郡小松町石鎚2253
    (新) 〒799-1102 愛媛県西条市小松町
TEL: 0897-59-0142

横峰寺は、瀬戸内海側から四国山脈石鎚山に向かって
かなり奥深く入った所にある。
標高 750m で、四国霊場の第三番の高さだそうだ。
登りの険しさ」では第一番であろう。

横峰寺の開基したのは、白稚2年(651年)で、
役行者(えきのぎょうじゃ)小角で
あるといわれている。
小角が蔵王権現(ごんげん)を刻み、
小堂に安置したのが開基であるといわれている。

その後、弘法大師がこの地を霊山と定め、
大日如来を刻んで本尊として、
安置したと伝えられている。

弘法大師が、この山頂で星供を修行した
ことにより、この山頂を星が森と呼ばれる
ようになった。

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  更新2020.9.28

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  更新2020.10.19


下記は、本堂・大師堂 の様子です。

その他のお堂等への拝観のページは、現在作成中です。

撮影: 2015.7.29 日


本堂

本堂正面の様子です。
一般によくある堂々とした建物です。
弘法大師が刻んだ大日如来が
本尊として祀られています。


本堂

寺番号・寺号 の札

本堂正面右にはこのお寺の
八十八ヶ所番号と寺号が書かれた札が
掛けられています。

番号札

大師堂

すっきりとした建物です。
駐車場からしばらく歩いて、境内に入り、
聖天堂を過ぎてすぐ出会うのがこの大師堂です。
向かって左側には聖天堂、
右側には地蔵様の列が目に入ります。

大師堂

大師堂・弘法額


大師堂前面上部に掲げられた
「弘法」の額です。
この堂は弘法大師を祀っている堂であることを
示している額です。
他のお寺の大師堂にも、この額が掲げられています。

左側には、横峰寺の大師を記述した和歌の額も
掲げられています。
その額にはこう書かれています。

「横雲の峰に別るゝ横峰寺 大師の利生今新たなる」

次の写真でこの和歌の記述を拡大掲載しました。
この和歌の解釈もしてみました。
素人のでたらめな解釈かも知れません。

大師堂額弘法

大師堂・和歌額

前の写真にも写っていますが、
「弘法」の額の左側にある額です。

「横雲の峰に別るゝ横峰寺
大師の利生今新たなる」
と書かれています。

「よこぐものみねにわかるゝよこみねじ
だいしのりしょういまあらたなり」
と読むのだと思います。

専門家ではない全く素人の小生の解釈:

朝方、峰にかかる横雲が
  陽が射すにつれて峰から離れ分かれて行く。
  この横雲のかかる峰(横峰寺)から私も
  離れ分かれて行かなければならない。

  しかし、大師に祈念した私をば、
  お大師様は見放すことはないだろうが、
  ここを去る前に、もう一度、今改めて祈念して、
  お大師様の御利益を授かりたい。

大師堂額和歌

大師堂 内陣

大師堂内部の内陣です。
厳かな雰囲気です。
よく見えませんが、
中央に弘法大師立像が安置されています。
写真中央やや右の黒い部分がそれです。
大師堂 内陣

大師堂内 大師像

大師立像の上部が拝見できます。
大師像



大師堂内 大師像・お顔

大聖堂内陣の大師像・お顔です。
ふっくらとした、穏やかなご様子です。
大師像お顔

大師堂、聖天堂 ①

本堂と大師堂は東西に、ほぼ直線の
通路(約50m)で結ばれています。
その通路の本堂側から見た大師堂・聖天堂す。
通路正面が大師堂、左が聖天堂です。
大師堂 聖天堂 1

大師堂、聖天堂 ②

納経所近くの階段通路から見た
大師堂・聖天堂付近の光景です。
右奥に大師堂、その左に聖天堂が見えます。
その手前が低い土地で、
綺麗な庭園になっています。
左側手前に、
客殿の1、2階右端が写っています。
大師堂・聖天堂 2


  以上撮影: 2015.7.29 日

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