更新 2020.8.2 8.7
この石手寺は、神亀5年(728年)伊予国の太守越智玉純が霊夢により熊野十二所権現を祀り伽藍とした。
その後聖武天皇の勅願所となり翌年の天平元年(729年)行基菩薩が薬師如来を自ら刻み、
本尊として安置し安養寺と号して開基したといわれる。
弘仁4年(813)年により宗派が法相宗から真言宗に改められた。
寛平4年(892年)衛門三郎再来の伝説によって、寺号を石手寺と改めた。
その伝説については、やや詳しく後記する。
仁王門 表側本瓦葺きの大変大きな堂々たる建物です。 |
仁王門 裏側本堂付近から眺めた仁王門です。 |
本堂遠景仁王門から入って左側から見える本堂です。本尊は薬師如来。衣食住を満たし、 延命をかなえ、病気を治します。 鎌倉時代の建立で、国の重要文化財です。 左下に小さく、修行大師の姿像も見えます。 ![]() |
本堂仁王門を通して眺める仁王門の出入り口が額縁のようになって、本堂が絵に描かれたように 鮮やかに、かつ厳かに映し出されてます。 五鈷杵も見えます。 ![]() |
大師堂厳かな雰囲気の中に、鈴鳴らしの紐がやや鮮やかで特徴的です。 この堂の裏側の壁は落書きできるように なっていて、この堂を別名落書堂とも呼ばれて いるようです。 かつては、夏目漱石や正岡子規らも, 落書きしていたようです。 ![]() |
左側が大師堂とその右奥の鬼子母神写真左半分が大師堂の一部です。その右側奥が 鬼子母神が祀られている所です。 ![]() |
大師堂内部蝋燭が灯され、菊花が供えられた中央に |
大師像2お大師さまの鎮座お祈りの様子がよく分かります。 ![]() |
大師像3お大師様のお祈りのお顔が、深く穏やかです。 ![]() |