第51番札所 石手寺
    宝物殿

撮影:2015.7.21


宝物殿前赤橋


赤橋
この赤い橋を向うへ渡って少し進むと
宝物殿(宝物館)があります。
橋手前右側には「宝物殿」と書かれた
掲示板が置かれています。

宝物殿入口


宝物殿入口衛門三郎
赤橋の向こうに宝物殿建物の入り口が見えます。
橋手前左側に衛門三郎の姿が。
衛門三郎が石台に乗って両手で何かを支えています。 その何かは次の写真で分かります。
弘法大師”お大師様”です。

衛門三郎がお大師様を支える


お大師様と衛門三郎
宝物殿入口の手前赤橋の手前左側
写真ではほぼ中央下から上に向かって
鼠色のものが伸びています。
これが、衛門三郎がお大師様の両足を両手で
差し上げている姿の像だ、と聞いています。
弘法大師に非常な仕打ちをした衛門三郎が
弘法大師を支えて罪晴らしをしている姿なのだ
と聞いています。

何像か?


何像
宝物殿近くに色々な像が設置されていますが、
この写真の像もその一つです。
何という像なのか、どういう教えの像か
分かりません。

宝物殿前景


宝物殿前景
宝物殿入口辺りの前景です。
ややモダンナ感じのする建物です。

宝物館入口直前


入口直前
入口に開かれた両方の扉には蓮の花が
描かれています。
何となく厳かなお寺の雰囲気を感じます。
内部正面には立像が設置されていました。

宝物殿入口上部


入口上部
宝物殿入口上部の様子です。

宝物殿入口上部の名板


名板
入口上部には写真のような名板が
掲げられていました。
多分この建物の名称を表す文字でっしょうが、
何と読み、どんな意味かは不明です。

宝物殿内仏像


仏像
入口から館内に入ると玄関広場のようになって
いて、中央正面に仏像の立像が現れます。
この宝物館のシンボルなのでしょうか?

宝物館内左側


名板
玄関口左側の展示品です

宝物殿内お神輿


お神輿
玄関広場右側には、この写真のようなもの
が置かれていました。
お神輿(みこし)でしょう。
お寺に神輿とははてなと思いきや、
ここは宝物館、”神仏習合” 時代に
利用したものが残っていて、
それをここに展示したのでしょう。
そうなのだ、と、自己納得、自己満足。

宝物館内右奥


仏像絵
玄関広場右奥には仏像絵が展示されていました。

自分の像


自分の像
玄関右奥は、真っ暗だ。
そんな中で、黒っぽい立像が見えました。
どんな仏像だろう、よく見えない。
あれぇー! この仏像、動いている。
僕が近寄れば仏像も近付いて来る。
右へ寄れば右へ来る。左へ寄れば左へ。
この仏像、生きているぞ!
それはそうだ、僕自身なのだ。
僕の後ろ側の入り口から射す光が
僕の前にある鏡となるのようなもので
反射して、僕の立像を写しているのだ。
僕の背中の方から射す光だから、
僕の姿は影となり、黒っぽく写っているのだ。
入口より外側の明るい景色は明るく写っている。
やっぱり間違いなく鏡面反射だ。
やれやれ、僕が仏になるにはまだ早すぎる。


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