我が家で咲いている山野草の花

彼岸花(ひがんばな)・オーレア
 鍾馗水仙(しょうきずいせん)


 別名  曼珠沙華(まんじゅしゃげ)・オーレア
 撮影  2025. 10.5 ~ 10.23

写真1 彼岸花・オーレアの花はこんな感じ
  本来は、鍾馗水仙(しょうきずいせん) と呼ぶ。
彼岸花・オーレア
写真2 咲きかけの花と蕾(つぼみ)
彼岸花・オーレア2
写真3 一本の花茎に一個の花序が付き
その花序から6個の花が出ています。
その一個の花には6枚の花被片(花弁)が
伸び出ています。
雄しべは6本、雌しべが1本伸び出ているのも
よく観察できます。
彼岸花・オーレア3
写真4 沢山の花が咲きました。
彼岸花・オーレア4
写真5 一個の花を拡大撮影
彼岸花・オーレア5

草齢、環境、日当たり、土、肥料、水、
分類、特性、原産地、花言葉、感想 は下記にあります。

   草齢 ----- 55年
   環境 ----- 庭植え
   日当り ----半日陰
   土 ------- 庭植え:赤土主体
   肥料 ----- 春先に化成肥料1度
   水 ------- 自然の雨
   植替 ----- なし
   分類 ----- ヒガンバナ科リコリス属(ヒガンバナ属)、多年草
   特性 ----- 日当たりと多肥を好む
   原産地 --- 日本、中国
   花言葉 --- 陽気な心、思いやり

  

  花の様子 感想

今年は庭のあちらこちらで数本ずつ咲いています。
濃黄色の見ごたえのある曼珠沙華(彼岸花)・オーレアです。
鍾馗水仙(しょうきずいせん)と呼ぶのが
本来の名称のようです。

今の家に引っ越す前から庭に植えてあったものを、
48年前に鉢に掘り上げて引越ししました。
48年以上前では、この黄花の彼岸花(オ-レア)は大変珍しく
且つ美しいので、大事にして引っ越しました。

濃い黄色には大変引かれるものがあります。
これよりやや白っぽいものはよく見かけますが、
この濃黄色のものはほとんど見かけたことがありませんでした。

20年ほど前に、荷物運搬車で我が家に荷物を届けてくれた女の人に、
この花が欲しいと言われて、一株20球程を差し上げました。
その後15年ほど経って、この地域にも、時々この花を見かける
ようになりました。
曼殊沙華の咲く秋ともなると、このオーレアの黄花を
見かけるのが楽しみとなりました。

我が家の庭の草木の中では最も古いものの一つです。
毎年50-100本咲いてくれてましたが、
一昨年、昨年、夫々の葉を強く刈り込んだため、
今年は、各所で数本ずづの開花となり、
華々しさはほとんどありません。
それでも、この花を見ると嬉しいものです。

花茎は長く 30 cm 程に立ち伸び、
その先に散形花序となって咲きます(写真1, 3 参照)。
花弁(花被片)は6枚、雄しべは6本、雌しべは1本です。
写真3にその様子がしっかりと見て取れます。


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