今年は庭のあちらこちらで数本ずつ咲いています。
濃黄色の見ごたえのある曼珠沙華(彼岸花)・オーレアです。
鍾馗水仙(しょうきずいせん)と呼ぶのが
本来の名称のようです。
今の家に引っ越す前から庭に植えてあったものを、
48年前に鉢に掘り上げて引越ししました。
48年以上前では、この黄花の彼岸花(オ-レア)は大変珍しく
且つ美しいので、大事にして引っ越しました。
濃い黄色には大変引かれるものがあります。
これよりやや白っぽいものはよく見かけますが、
この濃黄色のものはほとんど見かけたことがありませんでした。
20年ほど前に、荷物運搬車で我が家に荷物を届けてくれた女の人に、
この花が欲しいと言われて、一株20球程を差し上げました。
その後15年ほど経って、この地域にも、時々この花を見かける
ようになりました。
曼殊沙華の咲く秋ともなると、このオーレアの黄花を
見かけるのが楽しみとなりました。
我が家の庭の草木の中では最も古いものの一つです。
毎年50-100本咲いてくれてましたが、
一昨年、昨年、夫々の葉を強く刈り込んだため、
今年は、各所で数本ずづの開花となり、
華々しさはほとんどありません。
それでも、この花を見ると嬉しいものです。
花茎は長く 30 cm 程に立ち伸び、
その先に散形花序となって咲きます(写真1, 3 参照)。
花弁(花被片)は6枚、雄しべは6本、雌しべは1本です。
写真3にその様子がしっかりと見て取れます。
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