我が家で咲いている山野草の花

山紫陽花・黒姫(やまあじさい・くろひめ)


 別名
 撮影  2025. 5.11 ~ 5.22

写真1 山紫陽花・黒姫はこんな花 撮影5月11日
山紫陽花・黒姫
写真2 何個かの花をまとめて撮影 撮影5月20日
 葉はやや赤茶色くなっている部分もある。
山紫陽花・黒姫2
写真3 装飾花萼1個を拡大撮影
 黒じゃなくて青紫色だ。 撮影5月11日
山紫陽花・黒姫3
写真4 真花集まりの中の数個を拡大
 つぼみの状態 撮影5月11日
山紫陽花・黒姫4
写真5 花1輪全体を撮影 撮影5月20日
 装飾花は8個数えられる。

山紫陽花・黒姫5
写真6 装飾花2撮影 撮影5月22日
 装飾花中心にある中性花は
 左側のは蕾、右側のは開花だ。
山紫陽花・黒姫6
写真7 写真6の中性花を拡大 撮影5月22日
 萼片が花弁化した4枚に包まれている状態の蕾
山紫陽花・黒姫7
写真8 花中央部。真花のほぼ全体像
 真花の多数は開花中。 撮影5月22日
山紫陽花・黒姫8
写真9 真花1輪を拡大 撮影5月22日
 花弁4枚、4裂した雌しべ柱頭、多数の雄しべ
 が観察できる。
山紫陽花・黒姫9

草齢、環境、日当たり、土、肥料、水、
分類、特性、原産地、花言葉、感想 は下記にあります。

   草齢 ----- 18年
   環境 ----- 庭植え
   日当り ----半日陰
   土 ------- 赤土主体、腐葉土若干
   肥料 ----- 春先に化成肥料1度
   水 ------- 自然の雨
   植替 ----- なし
   分類 ----- ユキノシタ科アジサイ属、落葉低木
   特性 ----- 日当たり~半日陰で、湿った所を好む
   分布 ----- 関東以西
   花言葉 ---

  

  花の様子 感想

やや黒ずんだ花です。
山紫陽花(やまあじさい)の黒姫(くろひめ)という品種の花です。
黒姫というから真っ黒い花かと思いがちですが、
写真のはやや黒ずんではいますが青っぽい花です。

黒姫という花名の出どこは、
黒姫山に生息していたから
はなの色がかなり黒いから、
とかがあるようですが確実なことは分かりません。
花色が黒いとは言いがたいと思います。
黒姫山に生息していたからというのが本当のように思います。

我が家の黒姫では、
枝によってはもっと黒い色の花もあります。
もっと赤味がかった色の花もあります。
枝や、咲いてから経過した日にちによって色々です。
土の種類にもよるのでしょう。

写真は上から下へほぼ撮影日の早い順です。
写真の中に撮影年月日を記載してあります。

紫陽花(あじさい)[山紫陽花も含めて]は面白い花です。
大きな花びらのようなものは、真の花ではなく、
萼片が退化したものだとか。
それを装飾花と呼ばれているのだそうです。
簡単にいうと、受粉してくれる蜂や蝶を呼び寄せる
ために目立つように着飾(きかざ)っているものということ
のようです。

咲き方で大きく分けると、手毬型と額とに分けられます。
手毬型は手毬咲きと言われて、手毬のような丸い形
をしていて、その表面は装飾花で覆い尽くされて
いるものです。

他方、額型は花全体の外周だけを装飾花が付いていて
それら装飾花よりも表面内側に小さな粒のような
多数の花(それを真花と呼ぶ)が付いている型の花を
額紫陽花(がくあじさい)と呼んでいるそうです。
装飾花が額縁の役目をして、その内側に絵や書画
(今は真花)が飾られているということなんでしょう。
写真1, 2, 5 等からそれが窺われます。

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