我が家で咲いている山野草の花

山紫陽花(やまあじさい)・仮名(西ピンク)

 山紫陽花(やまあじさい)は木本ですが、
  山野草的雰囲気があるので、
  山野草コーナーのここに掲載しました。


 別名 七変化(しちへんげ)
 撮影  2024.4.26 ~ 5.15

写真1 撮影2024.4.26
 山紫陽花(やまあじさい) 仮名(西ピンク)
 咲き始め 鉢植えに2個の花房が咲いている。
 装飾花の先端がやや色づいている。
山紫陽花NP
写真2 撮影2024.5.4
  桃紫色の色づきが強くなった。
山紫陽花NP2
写真3 撮影2024.5.8
 花房全体の色づきが強くなった。
山紫陽花NP3
写真4 撮影2024.5.8
 装飾花2枚を撮影
 桃紫色に色づいている。
山紫陽花NP4
写真5 撮影2024.5.8
 真花の集まりを拡大撮影
山紫陽花NP5
写真6 撮影2024.5.13
 装飾花に額縁された真花群
山紫陽花NP6
写真7 撮影2024.5.13
 装飾花1花を拡大撮影
 中央には退化した中性花が見え、雄蕊の先は白い。
山紫陽花NP7
写真8 撮影2024.5.13
 装飾花1花を拡大撮影
 中央には退化した中性花が見え、雄蕊の先は紫色。
山紫陽花NP8
写真9 撮影2024.5.15
   咲き誇って、装飾花は白くなった。
山紫陽花NP9

草齢、環境、日当たり、土、肥料、水、
分類、特性、原産地、花言葉、感想 は下記にあります。

   草齢 ----- 1年
   環境 ----- 鉢植え
   日当り ----木漏れ日
   土 ------- 鹿沼土4:赤玉土3:腐葉土3
   肥料 ----- 植え替え時に化成肥料
   水 ------- やや多目
   植替 ----- 購入直後に1度
   分類 ----- ユキノシタ科アジサイ属、落葉低木
   特性 ----- やや日陰を好む、乾燥と痩せ地を嫌う。
   原産地 --- 日本
   花言葉 ---

  

  花の様子 感想

 早くも、4月下旬に咲き始めました。
山紫陽花(やまあじさい)に関わらず、紫陽花(あじさい)は
先始めから咲き終わりまで花色が少しづつ変化して行く
種類が多いようです。

この山紫陽花もややそんな傾向があります。
咲き始めから咲き終わりにかけてまで追った様子を
順番に掲載してみました。
その写真を御覧ください。

紫陽花(あじさい)は元々日本が原産地のようですが
中国経由で1789年頃ヨーロッパに渡り、
品種改良がなされて、その名をハイドランジアと呼ばれ、
日本に逆輸入されたのだそうです。

紫陽花は花房(はなぶさ:花全体)の形から2種に分けられます。
(1) 花房が丸く手毬のような形をしているものと、
(2) 花房内の外の方を取り巻く装飾花で作られる形が
額縁のようになっているもの2種です。
前者を手毬咲き(てまりざき)、
後者を額紫陽花(がくあじさい)と呼んでいるようです。

ここに掲載した紫陽花(あじさい)は山あじさいの
額紫陽花(がくあじさい)です。
多くの写真にその額の形をしているのが伺われます。
やや丸い額に見えるのもありますが、
通常は長方形に見えるのが多いようです。

額を形成するのは、装飾花と呼ばれるものです。
通常はこれを花の美しさとして鑑賞しています。
この装飾花の4枚の萼片(がくへん)の中央に
小さな粒が見えます。
これは、元々「両性花」として活躍していた残骸で、
今は退化して多くは「中性花」となっています。

中性花は、
咲いたとしても雄蕊や雌蕊がなかったりとなっています。
だから種子を着けて子孫を残すことはありません。

花房の中に広く広がる中央部分には、
多数の小さい粒々のものが見えてます。
この部分を「真花」と呼んでいます。
真花と呼ぶのは、雄蕊・雌蕊・花弁 がすべてそろって
活躍していて、真の花という意味からです。
活躍する雄蕊と雌蕊があるので「両性花」とも言います。

上記のことからして、真花は本当の花が咲くはずです。
その真花を拡大して撮影したものがあります。
それは、昨年掲載したものです。
その写真の中に、雄蕊・雌蕊・花弁 等があります。
それらの存在位置を記入してありますので、
真花の存在を確認することができます。

紫陽花(あじさい)は、色々のことがあって、面白いですね。


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