我が家で咲いている山野草の花

山紫陽花(やまあじさい)・紅(くれない)


 別名 七変化(しちへんげ)
 撮影  2024.5.8 ~ 6.6

写真1 撮影2024.5.8
    山紫陽花(やまあじさい)
   ・紅(くれない) 咲き始め
紅
写真2 撮影2024.5.8
    装飾花8枚
    1枚は直角で見えにくい。
紅2
写真3 撮影2024.5.8
   装飾化4枚
紅3
写真4 撮影2024.5.13
    装飾花の先に
    赤みが掛かってきた。
紅4
写真5 撮影2024.5.13
   拡大撮影
紅5
写真6 撮影2024.5.18
   装飾花に赤みが増大
紅6
写真7 撮影2024.5.18
   真花も5分咲
  後から咲き始めた写真8とは別の枝
紅7
写真8 撮影2024.5.18
   装飾花の色合い鮮やか
紅8
写真9 撮影2024.5.21
   装飾花 ほぼ真っ赤
紅9
写真10 撮影2024.5.21
   装飾花のの中心部
   中性花が開花している。
   その左側の白いのは真花
紅10
写真11 撮影2024.5.21
   多数の真花を撮影
   多数の白いのは雄蕊
   各雄蕊の中心部に花弁が見える。
紅11
写真12 撮影2024.6.6
   装飾花は真花になった
紅12
写真13 撮影2024.6.6
   装飾花に取り囲まれた真花達も
   咲き終わりかけ
紅13

草齢、環境、日当たり、土、肥料、水、
分類、特性、原産地、花言葉、感想 は下記にあります。

   草齢 ----- 1年
   環境 ----- 鉢植え
   日当り ----木漏れ日
   土 ------- 鹿沼土4:赤玉土3:腐葉土3
   肥料 ----- 植え替え時に化成肥料
   水 ------- やや多目
   植替 ----- 購入直後に1度
   分類 ----- ユキノシタ科アジサイ属、落葉低木
   特性 ----- やや日陰を好む、乾燥と痩せ地を嫌う。
   原産地 --- 日本
   花言葉 ---

  

  花の様子 感想

 梅雨空の中、鮮やかに咲いています。
咲き始めは純白ですが
徐々に赤みを増して行きます。
そんな様子を写真で追ってみました。
写真1 ~ 13 までに、その様子を
掲載しました。
その様子の説明は各写真上部に記述しました。

紫陽花(あじさい)は元々日本が原産地のようですが
中国経由で1789年頃ヨーロッパに渡り、
品種改良がなされて、その名をハイドランジアと呼ばれ、
日本に逆輸入されたのだそうです。

紫陽花は花房(はなぶさ:花全体)の形から2種に分けられます。
(1) 花房が丸く手毬のような形をしているものと、
(2) 花房内の外の方を取り巻く装飾花で作られる形が
額縁のようになっているもの2種です。
前者を手毬咲き(てまりざき)、
後者を額紫陽花(がくあじさい)と呼んでいるようです。

ここに掲載した紫陽花(あじさい)は山あじさいの
額紫陽花(がくあじさい)です。
多くの写真にその額の形をしているのが伺われます。
やや丸い額に見えるのもありますが、
通常は長方形に見えるのが多いようです。

額を形成するのは、装飾花と呼ばれるものです。
通常はこれを花の美しさとして鑑賞しています。
この装飾花の4枚の萼片(がくへん)の中央に
小さな粒が見えます。
これは、元々「両性花」として活躍していた残骸で、
今は退化して多くは「中性花」となっています。

中世花は、
咲いたとしても雄蕊や雌蕊がなかったりとなっています。
だから種子を着けて子孫を残すことはありません。

花房の中央部分には
多数の小さい粒々のものが見えてます。
この部分を「真花」と呼んでいます。
真花と呼ぶのは、雄蕊・雌蕊・花弁 がすべてそろって
活躍していて、真の花という意味からです。
活躍する雄蕊と雌蕊があるので「両性花」とも言います。

上記のことからして、真花は本当の花が咲くはずです。
その真花を拡大して撮影したものがあります。
それは、昨年掲載したものです。
その写真の中に、雄蕊・雌蕊・花弁 等があります。
それらの存在位置を記入してありますので、
真花の存在を確認することができます。

紫陽花(あじさい)は、色々のことがあって、面白いですね。


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