我が家で咲いている山野草の花

雪餅草(ゆきもちそう)


 別名
 撮影  2024.3.30 ~ 4.9

写真1
雪餅草
写真2
雪餅草2
写真3
雪餅草3
写真4
雪餅草4
写真5
雪餅草5

草齢、環境、日当たり、土、肥料、水、
分類、特性、原産地、花言葉、感想 は下記にあります。

   草齢 ----- 30年
   環境 ----- 庭植え、鉢植え
   日当り ----木漏れ日
   土 ------- 庭植え: 赤土主体、 鉢植え: 鹿沼土4:赤玉土3:腐葉土3
   肥料 ----- 鉢植え:春先に化成肥料1度 庭植え:春~初夏に液肥2~3度
   水 ------- 鉢植え:自然の雨 庭植え:普通
   分類 ----- サトイモ科テンナンショウ属、多年草
   特性 ----- 秋~春は日当たり、夏は日陰を好む
   分布 ----- 本州、四国、九州
   花言葉 ---

  

  花の様子 感想

ふっくらとした白いお餅のような花です。
庭植えは、我が庭の片隅の野性的な場所で
野生に似合うように、野生的に咲いています。
幽谷を感じさせてくれるすばらしい花です(写真4、5)。

写真1は、まだ蕾(つぼみ)の状態です。
葉もやっと出かかっている状況です。

写真2、3、4 によく見えますように、白い棒状の最上部
にあります白く丸いものが、棒状のものと合わせて、
仏炎苞の附属体と呼ばれているものです。
その附属体を囲っている前部の黒紫の筒状のものと、
その背後に高く広がっている白筋の入った緑色のもの
とを合わせて仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれています。
面白い花です。

写真2、4 では白斑の入った長楕円形の葉が3~4枚
見えますが、この葉が雪餅草の葉です。

以前、種から増やしましたが、最近は種ができていません。
毎年、雌花と雄花とを交代する植物だそうです。
肥料の良し悪しで、交代する年も違ってくる
とも言われているようです。

わが家には、もう一株ありますので、どちらかが雌株となって
種ができることを今年も、はかなく期待しています。
但し、その年に、雄花、雌花 の両方の株があってこそ、
人工受粉ができて、種を結ぶのが容易であって、
自然交配はやや難しくなりそうです。

写真5 では天南星属の花が2個写っています。
左側のが雪餅草で、右側のが浦島草なのです。
これ、僕の家の狭い庭の片隅で咲いているのですが、
どこか大自然の野山で咲いているような雰囲気です。
右側の浦島草から左上に向かって伸びている茶色い糸
(糸状花序)が浦島太郎の釣り糸です。
上部で広がる八手のような葉は浦島草の葉です。

他にも、写真2 と 写真4 に、
雪餅草と浦島草の両方が写っています。

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