我が家で咲いている山野草の花

山吹(やまぶき) と
白山吹(しろやまぶき)

  どちらも一重咲

 別名
 撮影  2024.4.2 4.8 4.13

写真1
山吹
写真2
山吹2
写真3
山吹3
写真4
山吹4
写真5
山吹5
写真6
山吹5

草齢、環境、日当たり、土、肥料、水、
分類、特性、原産地、花言葉、感想 は下記にあります。

   草齢 ----- 48年(山吹)、5年(白山吹)
   環境 ----- 庭植え
   日当り ----木陰
   土 ------- 赤土主体、腐葉土
   肥料 ----- 春先に化成肥料1度
   水 ------- 自然の雨
   分類 ----- バラ科 ヤマブキ属(山吹)、シロヤマブキ属(白山吹)
   特性 ----- 日当~半日陰の水はけ地を好む。
   原産地 ----- 日本、中国
   花言葉 --- 山吹: 気品が高い、待ちかねる

  

  花の様子 感想

山吹が春爛漫の中で咲いています。
今年はやや少な目の開花です。
一重の濃い黄色いすがすがしい花です。
木漏れ日の下、咲き乱れるこの花で、
周囲が明るくなる感じです。
木陰に、黄色い色が目立って咲いています。
見方によっては、大変上品な花姿に見えます。

山吹よりも少し遅れて、白山吹も咲きました。
その花もここに掲載しました。

どちらも、山野草ではないかも知れませんが、
野趣が深く漂う花木ですので、
この山野草のコーナーに掲載しました。

山吹 と 白山吹 との区別

 花弁の数と雌蕊の数で区別

写真1, 2, 3 は山吹(一重咲き)です。
山吹はバラ科ヤマブキ属です。
写真4, 5, 6 は白山吹(一重咲き)です。
白山吹はバラ科シロヤマブキ属です。

このように、山吹と白山吹とは、
厳密には異なる種類の花木です。
一重の山吹の花は5弁(写真2)で雌蕊は5~8本ある
ようです(写真3)。
(一重の)白山吹の花は、4弁(写真5)で雌蕊は4本です(写真6)。
こんな所から、両者の区別ができます。

写真3では山吹の雌蕊が5本確認できます。
雌蕊(の花柱)が雄蕊(の花糸)よりも太い
ことから、区別ができ易いです。
どこかにまだ隠れている雌蕊があるかも知れない
様子ではありますが。
写真6では白山吹の雌蕊が4本確認できます。
雌蕊(の花柱)が雄蕊(の花糸)よりも太く、
かつ、長く伸びていることから、
区別がはっきりとできます。
4本以上はありそうには思えません。

このように、雌蕊の数で違いを見付けることが
できます。

「白花の山吹」 と 「白山吹」 との区別

 これも、花弁の数と雌蕊の数で区別

白花の山吹(山吹の白花)と言えば、
白山吹のことを指すのではありません。
山吹の中に、わずかではありますが、
白い花を咲かせるものもあるようです。
それを白花の山吹(山吹の白花)というのだそうです。
間違わないように呼ばなければいけないと思います。
白山吹の雌蕊が4本であるのに対して、
白花の山吹は雌蕊が5本以上あるはずです。



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