我が家で咲いている山野草の花

クリスマスローズ(聖夜薔薇 ?)


 別名
 撮影  2024.3.19 ~ 4.21

写真1 撮影2024.3.19
蕾が赤くなりました。
まだやや堅い状態です。
クリスマスローズ
写真2 撮影2024.3.29
花が開きました。開き切っていませんが。
花と言っても萼片です。
クリスマスローズ2
写真3 撮影2024.3.30
花の中心部です。花の中心部から、
雌蕊が長く伸びています。
まだ短い雄蕊が多数、雌蕊の周りを
囲っています。
その雄蕊の外側に見える緑色のものは、
退化した花弁です。
クリスマスローズ3
写真4 撮影2024.4.1
上記(写真3)の状態よりも雄蕊が生長して、
長く伸びています。
先端の葯も太り、花粉を出している状態です。
クリスマスローズ4
写真5 撮影2024.4.8
一つの鉢に開花2輪と1個の蕾がある様です。
クリスマスローズ5
写真6 撮影2024.4.18
一部の雄蕊は伸びきり、
中心部の6個の雌蕊は受粉待ちです。
もう受粉しているのもあると思いますが。
クリスマスローズ6
写真7 撮影2024.4.21
全ての雄蕊と、退化した花弁 が
全て落ちて無くなりました。
受粉した雌蕊の子房が膨らんで、
種が出来始めています。
クリスマスローズ7
写真8 撮影2024.4.21
一鉢に3輪まだ咲いている状態です。
見えませんが、蕾がもう一つあります。
クリスマスローズ8
写真9 撮影2024.4.21
花と葉が独立に、土から出ている状態です。
この状態は無茎種の特徴です。
有茎種は、根元から太い茎が伸び出て、
その茎に葉と花を付けます。

クリスマスローズ9

草齢、環境、日当たり、土、肥料、水、
分類、特性、原産地、花言葉、感想 は下記にあります。

   草齢 ----- 21年
   環境 ----- 鉢植え
   日当り ----木漏れ日~日陰
   土 ------- 鹿沼土4:赤玉土3:腐葉土3
   肥料 ----- 春~初夏に液肥4~5度
   水 ------- やや少な目
   分類 ----- ヒガンバナ科クンシラン属、多年草
   特性 ----- 日当たり直射日光を嫌う、3℃以上を好む
   原産地 ----- 欧州
   花言葉 ---

  

  花の様子 感想

 クリスマスローズです。
初めての育成です。
昨年晩秋に花が咲いていたものを購入しました。
ほぼすぐ、花はなくなり、
葉は1,2枚冬越ししました。

 そんな2月下旬になって、新しい葉が1枚出てきました。
そして2枚目も出てきました。

 そんな時 ふっと気がついたのは、
小さい蕾のようなものが出てきているのです。
数日後にやはりそれは蕾だと確信しました。
それがもっと生長して赤く太ってきた様子が、
写真1です。
まだやや堅めの蕾ですが、魅力的様子です。

上記の蕾が、10日後にやっと花開きました。
それが写真2です。
まだ開き切ってはいませんのでピンク色は大変濃く
それが又魅力的です。
花と言っても、このピンク色の部分は、
花弁(花びら)ではなく、萼(がく)[萼片]なのです。

花がややよく開いた時期には、
花の中心部に、長い雌蕊とまだやや短い雄蕊が
見えてきます。写真3がその様子です。
数本の雌蕊を取り囲んで多数の雄蕊が伸び始めています。
また、その周りには、退化した花弁(写真3の緑色の部分)が
取り囲んでいます。
この花弁を蜜腺(ネクタリー)と呼んでいるようです。

もう数日経つと、雄蕊がより生長して長くなり
雄蕊の先端の葯と呼ばれる部分が大きくなり、
そこに、花粉が沢山出現します。
その様子が写真4です。
この花粉で雌蕊が受粉するのが最大となる時期です。
写真6も同じような時期です。

写真5は、一鉢に2輪の開花と1個の蕾がある状態の
様子です。こんなのもいい感じです。

もう少し日にちが経つと、
受粉した雌蕊の元にある子房が膨らんできます。
これは、受粉した証拠であり、
且つ、種が出来始めた証です。
その様子が写真7に見られます。

写真8は、写真5にある蕾も咲いて、
3輪の開花となった様子です。
写真には写っていませんが、もう一つの蕾があります。

ここに掲載した我が家のクリスマスローズは、
無茎種のオリエンタリスという種です。
この種では、花の茎と葉の茎が別々で、それらが独立に
土の中から伸び出てきます。
その様子を撮影したのが、写真9です。
葉が直接土の中から伸び出てきて開き、
しかも、
花も直接土の中から伸び出て咲く。
(その伸び出たものを花茎といい、その先に咲く。)
面白いものです。


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