紫色の優雅な花です。
庭に5,6個の花茎が立っています。
一昨年頃からやや少ない開花数となっています。
花は段々状になって咲いています。
この姿が王朝の女官が着た十二単衣(じゅうにひとえ)に
似ていることから、この花の名前「十二単(じゅうにひとえ)」が
付けられたようです。
冬、葉が見えなくなると、枯れてしまったのかと、毎年心配になります。
しかし春になると勢いよく花柄を伸ばし開花します。
春の浮き立った心を静かに落ち着かせてくれます。
ある書物によると、長命ではなく、増やすのは難しいと
書かれているように、一時どんどんと増えましたが、
数年前から減少の傾向が激しくなっています。
植えて10~20年頃には30~40本の花茎が
立ち並んでいましたが、その後減少し始め、
植えて25年頃から急激に減少しています。
今年は植えて29年経ちましたが、僅か5本の花茎となり、
寂しい思いです。
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