彼岸花(曼殊沙華):
赤花・白花・黄花(オーレア) 3種
別名 曼珠沙華(まんじゅしゃげ)、カミソリバナ、トウロウバナ、
死人花(シビトバナ)、幽霊花(ユウレイバナ)、捨子花、天蓋花、
ズズバナ(数珠花?)[四国中央市]、葉見ず花見ず。
撮影 2021.9.22, 9.26
草齢、環境、日当たり、土、肥料、水、
分類、特性、原産地、花言葉、感想 は下記にあります。
草齢 ----- 黄花(オーレア):51年 赤花:25年 白花:咲き始めて3年
環境 ----- 庭植え
日当り ----半日陰
土 ------- 鹿沼土4:赤玉土3:腐葉土3
肥料 ----- 庭植え~春先に化成肥料1度
水 ------- 庭植え:自然の雨
植替 ----- 白花は一昨年一度、他は植え替えなし
分類 ----- ヒガンバナ科ヒガンバナ属、多年草
特性 ----- 日当たりと多肥を好む
原産地 --- 日本、中国
花言葉 ---
花の様子 感想
黄花(オーレア):写真上部4枚
華々しく咲いてくれました。
濃黄色の見ごたえのある曼珠沙華(彼岸花)です。
僕の好きで自慢の花です。
今の家に引っ越す前から庭に植えてあったものを、
43年前に鉢に掘り上げて引越ししました。
43年以上前では、この黄花の彼岸花(オ-レア)は大変珍しく
且つ美しいので、大事にして引っ越しました。
濃い黄色には大変引かれるものがあります。
これよりやや白っぽいものはよく見かけますが、
この濃黄色のものはほとんど見かけたことがありませんでした。
20、21年ほど前に、荷物運搬車で我が家に荷物を届けてくれた女の人に、
この花がほしいいと言われて、一株20球程を差し上げました。
その後15、16年ほど経って、この高知にも、時々この花を見かける
ようになりました。
曼殊沙華の咲く秋ともなると、このオーレアの黄花を
見かけるのが楽しみとなっています。
黄花の方は、朝日のよく当たる所、西日のよく当たる所、
一日中よく日の当たる所、一日中ほとんど日の当たらない所、
所かまわずよく育ち開花してくれてます。
そんな、あちらこちらで咲いている様子が写真上から4枚目です。
魚眼レンズででも撮らないと、全部は入りません。
我が家の庭の草木の中では最も古いものの一つです。
毎年50-100本咲いてくれます。
赤花(在来種):写真中部3枚
赤花の方が、一般に言う「彼岸花 = 曼珠沙華」です。
赤花の方は在来種で懐かしい花です。
子供の頃から見慣れたこの花は、咲くと大変郷愁を覚えます。
この花を見ると、ああ秋だ~という感じが深まります。
子供の頃にこの花を、花茎の根本から折り取って数十本束ねて、
愛媛県東予地域(新居浜市や現在の四国中央市)の太鼓台に似せたおもちゃ
として遊び楽しんだものです。
白花:写真下部3枚
我が家の庭に白花(僅かに黄色味を帯びた白)が今年初めて咲きました。
植えたり買ったりした覚えがないのですが?!。
その写真を下部3枚として掲載しました。
これは多分間違いなく「シロバナマンジュシャゲ(白花曼珠沙華)」だと思います。
それをほぼ確信するのは下記文献によります。
その文献「原色日本植物図鑑」北村四郎・村田源・小山鐵夫 共著 保育社
昭和39年8月1日初版発行・昭和52年11月1日34刷発行 草本編[III] 単子葉類 p.87
にはこのような記載があります。
「 ※ シロバナマンジュシャゲ Lycoris albiflora Koidz. 葉は花後にでて冬に茂り、
4月に枯れる。長さ35-38cm、 幅12-13mm、 鈍頭。花は 9-10月、横向きに咲く。
花冠は白色で少し黄色がかる。花柄は 7-8mm。花被は長さ 4 - 5.5cm、
花筒は短く 4-15mm、花被裂片は倒披針形、中部以上はそりかえる。
花柱は長さ6.5-10cm。種子は出来ない。希に栽培する。染色体数2n=17。
ショウキランとヒガンバナとの雑種であろうといわれている。」
掲載白花の様子は上記の記述と大変良く似ています。
上記にあるように、多分我が家の庭のショウキラン(黄色花の彼岸花)と赤花彼岸花
との自然交配によってできたのだろうと思われます。
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