我が家の庭で今(2018年9月)咲いている花

彼岸花(ひがんばな)

別名:曼珠沙華(まんじゅしゃげ)、カミソリバナ、トウロウバナ、
    死人花(シビトバナ)、幽霊花(ユウレイバナ)、捨子花、天蓋花、
    ずずばな(数珠花?)[四国中央市]、葉見ず花見ず。

このように育ててみました。

草齢 ----- 48年(黄花オーレア)、22年(赤花在来種)
環境 ----- 庭植え(鉢植えもあり)
日当り ----半日陰
------- 赤土主体
肥料 ----- 春先化成肥料1回のみ
------- 自然の雨
分類 ----- ヒガンバナ科ヒガンバナ属、多年草
特性 ----- 日当たりと多肥を好む
原産地 --- 日本、中国
花言葉 --- 悲しき想い出
備考 ----- 赤花と黄花の彼岸花2種が咲いています。
写真上から1,2,番目は赤花在来種です。
写真上から3番目は、赤花と黄花が同時に写っている様子です。
写真上から4,5番目の2個は黄花種オーレア(ショウキズイセン = ショウキラン)です。
写真一番下は白花曼珠沙華(シロバナマンジュシャゲ)だと思います。

黄色花彼岸花 オ−レア = ショウキズイセン = ショウキラン
黄花の方は珍しく、僕の好きで自慢の花です。
今の家に引っ越す前から庭に植えてあったものを、48年年前に鉢に掘り上げて引越ししました。
48年以上前では、この黄花の彼岸花(オ−レア = ショウキズイセン = ショウキラン)
は珍しく且つ美しいので、大事にして引っ越しました。
濃い黄色には大変引かれるものがあります。

これよりやや白っぽい黄色のものはよく見かけますが、
この濃黄色のものはほとんど見かけたことがありません。
我が家の庭の草木の中では最も古いものの一つです。
毎年50−100本咲いてくれます。鉢植えのもよく咲きます。

17年前、荷物を配達してくれた女の方から、珍しいから欲しい
と言われ、花付きの球根を20球ほどその人に差し上げました。
その方のお家の庭では、すばらしい黄花が咲きつづけていることでしょう。

赤花彼岸花
赤花の方が、一般に言う「彼岸花 = 曼珠沙華」です。
赤花の方は在来種で懐かしい花です。
子供の頃から見慣れたこの花は、咲くと大変郷愁を覚えます。
この花を見ると、ああ秋だ〜という感じが深まります。
子供の頃にこの花を、花茎の根本から折り取って数十本束ね、
愛媛県東予地域(新居浜市や現在の四国中央市)の太鼓台に似せたおもちゃ
として遊び楽しんだものです。

黄花の方は、朝日のよく当たる所、西日のよく当たる所、
一日中よく日の当たる所、一日中ほとんど日の当たらない所、
所かまわずよく育ち開花してくれてます。
そんな、あちらこちらで咲いている様子が写真下から2枚目です。
魚眼レンズででも撮らないと、全部は入りません。

白花曼珠沙華
尚、我が家の庭に白花(僅かに黄色味を帯びた白)が今年初めて咲きました。
植えたり買ったりした覚えがないのですが?!。
その写真を一番下に掲載しました。
これは多分間違いなく「シロバナマンジュシャゲ(白花曼珠沙華)」だと思います。
それをほぼ確信するのは下記文献によります。
その文献「原色日本植物図鑑」北村四郎・村田源・小山鐵夫 共著 保育社
昭和39年8月1日初版発行・昭和52年11月1日34刷発行 草本編[III] 単子葉類 p.87
にはこのような記載があります。

「 ※ シロバナマンジュシャゲ Lycoris albiflora Koidz. 葉は花後にでて冬に茂り、
4月に枯れる。長さ35-38cm、 幅12-13mm、 鈍頭。花は 9-10月、横向きに咲く。
花冠は白色で少し黄色がかる。花柄は 7-8mm。花被は長さ 4 - 5.5cm、
花筒は短く 4-15mm、花被裂片は倒披針形、中部以上はそりかえる。
花柱は長さ6.5-10cm。種子は出来ない。希に栽培する。染色体数2n=17。
ショウキランとヒガンバナとの雑種であろうといわれている。」

掲載白花の様子は上記の記述と大変良く似ています。
上記にあるように、多分我が家の庭のショウキラン(黄色花の彼岸花)と赤花彼岸花
との自然交配によってできたのだろうと思われます。

撮影:上3枚 2018.9.18
   その下2枚 2018.9.24
   下から2枚目 2018.9.27
   一番下1枚 2018.9.18


  

  

  

  

  

  


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