椿・蝦夷錦(つばき・えぞにしき)

別名:

我が家の庭で咲いている花


写真1 咲き始めの
標準的な蝦夷錦(えぞにしき)の花です。

椿・蝦夷錦

写真2 横から見た様子です。

椿・蝦夷錦2

写真3 3月31日 沢山咲いている状態です。

蝦夷錦3

写真4 やや赤色が多い花

蝦夷錦4

写真5 これが標準的かな

蝦夷錦5

写真6 先始め頃はこんなに筒になって
   いるのもある。

蝦夷錦6

写真7 赤が強いのと白が強いのと2花
後発の花の多くは赤色部分が多い(左側)。

蝦夷錦7
撮影 --- 2023.2.9 ~ 3.31
このように育ててみました。

樹齢 --- 27年
環境 --- 庭植え
日当り - 木漏れ日
----- 赤土主体、腐葉土若干
肥料 --- 春先に化成肥料1度
----- 自然の雨
分類 --- ツバキ科ツバキ属
原産地 - 日本、中国、東南アジア
特性 --- 水はけの良い酸性土で日当たりを好む。
花言葉 - 紅色:気取らない優美さ、
    白色:申し分のない魅力

花の様子・備考 ---

 大きな八重咲き (又は獅子咲き) の豪華に咲く椿です。
白地に濃紅の縦絞り~小絞りが通常の花です。
最近は毎年20~30輪も咲いてくれてます。

数年前から何種類かの枝変わりの花が
よく咲くようになりました。
しかし、今年は大きな変化の花はありません。
紅色がやや多い花とかなり少ない花とが
ある程度です。写真7がその様子です。
昨年は、花全体が真っ赤なのが沢山咲きました。
今年は赤が強い花は写真7中の左の花の程度でした。

また獅子咲と標準的な花が着きます。
写真4, 5が獅子咲で、写真1, 6が標準的な花です。
写真7では、左側が標準、右側がやや獅子咲
となっています。


この椿の木、27年前に親戚である実(じつ)の姉の
嫁ぎ先から根付きで貰って帰ったものです。
姉は里の父から枝を数本もらって挿し木したそうでして、
それが育った内の1本の木を、早春にもらって帰り、
植えました。
蕾が沢山着いていましたが、枝とともに切りつめて、
蕾を1個だけ残しました。その一輪がその春、咲きました。
その後毎年よく育ち、
今年も見事に沢山の花を咲かせています。

 この木をくれた姉は、
4年前のこの花が咲く1か月余り前に亡くなりました。
丁度新型コロナウイルス禍が始まった年です。
そんな時ですので、葬儀は極わずか二人の家族葬で
あったため、兄弟姉妹の僕さえも出席できませんでした。

この花の狂ったような多種の枝変わり咲きが現れたのは
この年が初めてでした。
しっかりと葬儀がされなかった姉の思いが
この多種の枝変わり咲きを創造したように思われて
なりません。
そんな現象の感覚は、
まんざら非科学的でもないように感じます。

毎年この花を見るたびに姉を強く思い出します。


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