藤(ふじ)・野田藤(のだふじ)

別名:野田藤(ノダフジ)

我が家の庭で今咲いている花


撮影--- 2019.4.9, 11, 13 日

このように育ててみました。

樹齢 --- 10年
環境 --- 庭植え
日当り - 良〜半日陰
----- 赤土主体
肥料 --- 春先に化成肥料1度のみ
----- 自然の雨
分類 --- マメ科フジ属
原産地 - 頬集、四国、九州
特性 --- 日当たり〜半日陰の水はけを好む。
      湿地こ好む。周囲の樹木にからんで生きる。
花言葉 --- 恋に酔う、歓迎


備考 --- 優雅豪快に藤の花が咲きました。
今年が最高の開花状態です。
心が躍りそうです。
総状花序の花房の長さは 60〜80 cm あります。
葉の裏には軟毛がありません。

上記2行の事柄等で、この藤は野田藤だと分かります。
この野田藤(のだふじ)の名は歴史的に藤の別名になったようです。
この野田は現在の大阪市にも残っている野田地域のことで、
この地には、昔、藤井氏が藤を沢山植えて、藤の名物地となり、
貞治3年に足利義詮が花見に訪れた経緯があり、その後、秀吉も訪れた地で、
そんなことで、藤は野田藤と呼ばれるようにもなったのだそうです。
藤にも多くの種類があるようですが。


日本の古人にとっても現代以上に藤の花には親しみがあったようで、

万葉集には、
「藤波の花は盛りになりにけり 平城(なら)の京(みやこ)を思ほすや君」(大伴四綱)

とか、
「恋しけば形見にせむとわが屋戸に 植えし藤波いま咲きにけり」(山部赤人)

などが詠まれている。

藤の花は藤原氏の家紋になっているのは有名です。


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