四国霊場 第53番札所 圓明寺(円明寺)

       キリシタン灯籠・西門・
    お蔵のようなトイレ・子育て水子地蔵堂・
       閻魔堂・仏足跡・大楠

撮影:2015.7.21


キリシタン灯ろう 案内板


キリシタン灯籠案内板
キリシタン灯籠が奥にあるという案内板です。
この案内板のすぐ右の奥の方に、 そのキリシタン灯籠が小さく見えてます。
よほど注意して見ないと見つけられません。
写真の中に矢印を書き込んで分かり易く
してみました。

この灯籠は、仁王門をくぐってすぐ左奥にあります。
大師堂の左奥に当たります。


キリシタン灯籠(拡大写真)


キリシタン灯籠(拡大写真)
キリシタン灯籠の写真を拡大してみました。
かなりボケて、詳細は分かり辛いですが、
何とか確認できそうです。
元の実物もボケています。

この灯籠が建てられたのは、江戸時代で、
その頃は、キリシタン禁制に入っていた頃なのだ。
多分、ひっそりと建てられたのであろう。
この寺では、隠れキリシタンを黙認していたのだ
ということが、よく窺われる。


西門


西門
キリシタン灯籠を経て奥へ進み、
大師堂、文殊堂を拝観して
もう少し奥へ進めば、左手に西門があります。
西門の外側はやや広い庭園のように見えました。


お蔵のようなトイレ


トイレ
西門から少し奥へ行くと、
右手に本堂が迫ってきます。
左手にはお蔵のような塀をした建物があります。
お蔵かな、それとも宝物館なのかな、
と思いきや、トイレでした。
貴重な廃物を預かると言っているのでしょうか。
昔なら、畑の肥やしになったのでしょうが。




子育て・水子 地蔵堂


子育て・水子 地蔵堂
子育てと水子が合併した地蔵堂です。
地蔵尊立像がお守りくださっています。
子育てと水子のどちらにも慈悲深く
見守ってくださっています。

やや右奥には閻魔堂が、右端には仏足石が、
また、左端にはお蔵様トイレが見えてます。


閻魔堂(えんまどう)


閻魔堂
仁王門を入って、境内一番奥の方にある本堂、
その本堂の左手の子育て水子地蔵堂の後に
あるのが、この閻魔堂です。
閻魔大王が祀られています。
人が死んだ後、
生前良いことをしたか悪いことをしたかを
裁く閻魔大王様です。
天国へ行けるか、地獄へ落とすかを判断されます。




仏足跡(ぶっそくせき)


仏足
仏足跡の石塔です。
お釈迦様の足紋跡だそうです。
お釈迦様の足紋跡を石に刻んだものです。
仏足跡(ぶっそくせき)の仏足石(ぶっそくせき)
[ぶっそくせきのぶっそくせき]ということでしょう。
この仏足石をお釈迦様だと思い拝むのだそうです。
元々多くは両足の仏足跡であったようですが、
新しくは、片足の仏足石もあるようです。
この円明寺の仏足石は片足です。


大楠


楠
本堂の左奥には大きな楠(?)が生えていました。
天高く大きく伸びています。
写真の中の右側の屋根が本堂の屋根です。
大きくおおらかな気持ちになれます。

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