12番札所 焼山寺 鐘突堂


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鐘撞堂(かねつきどう)
仁王門をくぐり入って右手にあります。

撮影:2001.9.17
録音:2001.9.17

鐘の由来
本寺の鐘は松平波守忠英(ただてる)朝臣大檀主となられ、慶安二年(1649年)二月二十三日寄進されたものである。 本寺の鐘は撞けば殷々(いんいん)たる響きは徳島市内にまで届いたという。あと一つの市内のものは少しも良い音を出さず、公は人を使わして本寺の鐘と替えたいと申されたという。しかし鐘は「いな-んいな−ん」と鳴って、それは果たされなかったという。
昭和十六年大東亜戦争に供出の命下り青年多数によって山麓まで運ばれ、其処より馬車に積んだが、馬俄(にわ)かに腹痛を訴え、もだえ苦しんだ。馬子は遂に鐘を運ぶことを断念して他の器物を運んだ。
かくして戦争は終わり、県文化財として指定を受け、別の場所に保存し、今は二代目の鐘が響いている。

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