我が家で咲いている花

水仙(すいせん)・日本水仙(にほんすいせん、にほんずいせん)

写真1 房咲きに咲いた日本水仙
水仙
写真2 すっきりとした感じで咲いています。
水仙2
写真3 黄色い副花冠少し拡大撮影
 長花糸3本と雌蕊の柱頭(3裂?)が見える。
水仙
写真4 花の中央部を拡大撮影
  副花冠とその中にある長花糸片、
  短花糸片、柱頭 が見える。
水仙4
写真5 蕊(しべ)の部分を拡大
  中心に、3裂した雌蕊の柱頭が見える。
水仙
写真6 花被片6枚 白色
 内花被片3枚 と 外花被片3枚
水仙4

別名、撮影日、草齢、環境、日当たり、土、肥料、水、
分類、特性、原産地、花言葉、感想 は下記にあります。


   別名 -----
   撮影 ----- 2025.2.21, 3.1

   草齢 ----- 37年
   環境 ----- 庭植え
   日当り ----半日陰
   土 ------- 赤土主体
   肥料 ----- 春先化成肥料1度
   水 ------- 自然の雨
   分類 ----- ヒガンバナ科スイセン属
   特性 ----- 冬は日当たり夏日陰、肥沃な水はけ地を好む
   原産地 ----- 地中海沿岸地方が主
   花言葉 --- 自己愛

  

  花の様子 感想

清らか清楚な素晴らしい花です。
毎年12月下旬に咲き始め、
正月には正月らしい新鮮な趣で咲いてくれます。

今年はかなり遅く、2月中旬の開花となりました。
今年の冬が例年になく低温の日が多かったためでしょう。
早い年は11月下旬に開花の開始です。

日本の冬の花を代表する花です。
しかし、水仙は日本古来の花ではなく、
地中海沿岸が原産地のようです。

その後、イギリスやアメリカで改良され、
日本でも尊ばれたようです。
沢山改良されたため、種類も多く、その種類は
イギリスやアメリカで分類されているようです。

英国王立園芸協会で作成した12種群の分類記号が
世界的な基準になっているようです。
日本水仙は8群の房咲きスイセンで、
タゼッタ系の変種で中国渡来のものだそうです。
「房咲き」というのは、1本の花茎に複数の花が着いて
咲く咲き方のことをいいます。

寒い時はやや寒そうに感じる花ですが、冬を感じさせてくれます。
すがすがしい、いい花です。
日本の冬には、なくてはならない花のように思います。

この日本水仙には、雄蕊は6本(長花糸のもの=長い雄蕊 3本、
短花糸のもの=短い雄蕊 3本)と、
それらに囲まれて中央に1本の雌蕊が、あります。
その雌蕊の柱頭は3裂しています。
写真4, 5 でその様子が窺えます。

花弁(花被片)は6枚あり、
その内3枚は外花被片(がいかひへん)、
後の3枚は内花被片(ないかひへん)
と呼ばれているそうです。
写真6に見られますように、
花軸から花柄が花托に向かって伸びて行く向き
の方を外側とすれば、外花被は内花被のすぐ外側に
あることになります。 その様子を写真6に示しておきました。

内花被3枚は花弁(かべん)即ち花被片そのもので、
外花被は元々は萼(がく)であったものが花弁(花被片)に
なったとされているようです。


この日本水仙の事柄、昨年よりもやや詳しく調べて
ここに掲載しました。
間違いのないよう頑張っているつもりではありますが、
僕は植物の専門家ではなく、
趣味の域で楽しんでいる者ですので、
色々と間違いやおかしい所があるかも知れません。
そんな所がありましたら、お許し頂き、御叱正・お教えの程
よろしくお願い致します。

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