在来のミセバヤ(見せばや)です。
多数の花が集まって、紅色の手毬のように咲いてくれました(写真1, 3)。
日本には古くから存在し、
古典園芸植物とされているようです。
拡大した写真4, 5 では、1個1個の花が大きく写っています。
1個の花もいい感じで見えます。
普通にミセバヤと言うと、このミセバヤのことで、
他に、ヒダカミセバヤ(日高みせばや)、
エゾミセバヤ(蝦夷みせばや)
等があるようです。
一般の(普通の)ミセバヤの特徴は、
葉は3輪生である。
葉に短い柄がある。
葉の長さよりも葉の幅の方がやや大きい(長い)。
前縁に波状の鋸歯がある。
花茎の長さは約30 cm に達する。
写真2 に見える茎の長さは約 30cm です。
日高みせばやの特徴は、
葉は対生または互生。
葉に短い柄がある。
葉縁に牙歯がある。
葉の幅は葉の長さよりも短い。
花茎の長さは 10~15 cm 。
以前育てていましたが、消えてしまいました。
蝦夷(えぞ)みせばやの特徴は、
葉に柄がない。
葉縁に牙歯がない。
花茎の長さは 5~8 cm 。
以上で3種の区別が付きそうです。
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