我が家で咲いている山野草の花

貝母(ばいも)


 別名  あみがさゆり(網傘百合)、ヨウラクユリ、ハハクリ
 撮影  2024.2.23, 2.28

写真1 咲き始めた貝母の花
貝母
写真2 数個の開花です。
 大きく膨らんだ蕾(つぼみ)や
 まだ小さい蕾もあります。
貝母2
写真3 開花した花と蕾を拡大撮影
貝母3
写真4 花の内部を拡大撮影
 やや不気味な面影です。
 雄蕊が6個 と 柱頭が3裂した雌蕊が1個、
 あります。
貝母4
 写真5 やや離れて、
 内部が見える状態で撮影
貝母5

草齢、環境、日当たり、土、肥料、水、
分類、特性、原産地、花言葉、感想 は下記にあります。

   草齢 ----- 33年
   環境 ----- 庭植え
   日当り ----半日陰
   土 ------- 赤土主体
   肥料 ----- 春先に化成肥料1度
   水 ------- 自然の雨
   分類 ----- ユリ科バイモ属、球根草
   特性 ----- 半日陰を好む。
   原産地 ----- 中国
   花言葉 --- 威厳、才能

  

  花の様子 感想

 面白い形の花が今年も垂れ下がりました。
早々と2月上旬に芽出し、3月上旬に満開でした。

 ただ外から見るとほぼ単色の何でもない
釣鐘状の花ですが、下から中を覗くと、
やや奇妙な感じを受けるように思います。

しかし、じっくり見ると、
網目模様が芸術的で素晴らしいものです。
陽が射している時では、なお一層美しく、
見事なステンドグラスの趣があります。

 この植物は専門的には「フリチラリア」と呼ばれる
もののようで、その中の一種なのだそうです。

 シェークスピアに出てくるフリチラリアの花は、
キリストが十字架にかけられた後、
みんな泣いていたので、頭を垂れているのだという
言伝えがあるのだそうです。

  

  栽培のポイント

 半日陰を好むので、落葉樹の下などに植えるとよい。
ただし、我が家のこの写真の貝母は、
針葉樹である松の木の下に植えています。
丁度半日陰になるような場所です。

 鉢植えにもできます。
鉢植えの場合、花が終わった後、
5月に、葉が黄変した頃に彫り上げ
オガクズ等の中に入れて、乾燥した涼しい所で
保存するとよい。
植え付けは十月ころが適期だ。
球根の高さの3倍位の深さに植える。

地植えの場合はそのまま放任しておいてもよい。


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