秋海棠(しゅうかいどう)が咲きました。
例年のように9月に入ってからの開花です。
桃色のふっくらとした趣をもって咲いています。
葉にはやや黄色掛かった白い斑が入り
葉も鑑賞させてくれます。
秋海棠は雌雄同株の花です。
即ち、一つの株から雌花と雄花とが
別々に付いて咲きます。
その雌花と雄花の区別は、知らない人にとっては、
気が付きにくい様子です。
そんなことよりも、見た感じ、
楽しく、心、安らげば大変いいことだと思います。
やや興味を深めると、また、この花は面白い花です。
雄花の構造も雌花の構造も変わった花です。
それらの変わり構造様子の説明を
写真の中に記入してみました。
興味があれば眺めてでも下さい。
但し、僕はこの種の専門家ではありませんので
もっと深いことはその種の本や文献を
ご覧下さい。
地下茎は球塊状でその球塊は
毎年新旧交代して増えてゆくようです。
雌花と雄花は一般に花序を違えて咲く
傾向があるようです。
雄しべは多数あり黄色で(写真2)、
雌しべはその柱頭が3裂して
それら先端付近は螺旋状となり、
最先端はそれぞれ2個に分岐します(写真3)。
増やし方は、実生・むかご・葉差しができます。
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