我が家で咲いている山野草の花

露草(つゆくさ)


 別名 アイバナ、アオバナ、ウツシグサ、トンボグサ、
   ボウシバナ、ホタルグサ
 撮影  2022.8.15, 10.9

写真1 露草:人の顔のようにも見える。
露草
写真2 名が付いている3種の蕊。
露草2
写真3 蕊等の名称を記入してみた。
露草3
写真4 蕊を包む緑の包がよく見える。
包の中の黒い縦筋は蟻(あり)だろう。
露草4
写真5 右から左へ伸びる茎の先に花
露草5

草齢、環境、日当たり、土、肥料、水、
分類、特性、原産地、花言葉、感想 は下記にあります。

   草齢 ----- 15年
   環境 ----- 庭植え
   日当り ----半日陰
   土 ------- 赤土主体
   肥料 ----- 春先に化成肥料一度
   水 ------- 自然の雨
   植替 ----- なし
   分類 ----- ツユクサ科ツユクサ属、1年草
   特性 ----- 日当たり水はけを好む、丈夫。
   原産地 --- 日本、東シベリア、中国、朝鮮
   花言葉 --- 尊敬、わずかの楽

  

  花の様子 感想

秋、やや涼しくなって露草が咲き始めました。
木陰で咲いています。
ものの本によると陽光を好むらしいですが、
我が家では木陰でよく育ちます。

道端でよく見かける何でもない花ですが、
よく見ると写真のように、清楚な素晴らしい花です。
青色の清らかさに何ともいいものがある
ように思います。

花蕊が変わった付き方をしています。
雄蕊が6本と雌蕊が1本ですが、
雄蕊の付き方が変わっています。

写真にも記入しましたが、
雄蕊は上部に3個(X字形と呼ばれる)、
中部に1個(Y字形と呼ばれる)、
そして、下部に2個(O字形と呼ばれる)、
と、計6個が3種(3カ所)に分かれています。
X字形とY字形とには受粉用の粉はなく、
直接の受粉には役立たないのです。
蝶や蜂を呼び寄せるためにあるのでしょう

下部のO形2本は、写真でも見られる
ように、長く伸び出していて
その先の葯には受粉の粉末があり、
その近くに伸びてきている雌蕊が
受粉でき易いようになっています。

また、各種の雄蕊は長さと形も異なって
います。
このような花蕊の付き方は寡少だと思います。

それに、花弁に於いても、
上の2枚は大きく広がって青色ですが、
下には1枚だけで、やゝ小さく
透明に近い白色です。
こんなところも変人(変花)です。

それにしても、ぱっと見には
何か引きつけられる素晴らしい花です。


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