我が家で咲いている山野草の花

秋明菊(しゅうめいぎく)

 別名 貴船菊(きぶねぎく)、
 撮影  2022.9.29 ~ 12.20

写真1 秋明菊:綺麗に咲きました。
秋明菊
写真2 咲き始めの頃の1輪です。
秋明菊2
写真3 一輪の拡大撮影
 5枚の花弁のように
 見えるのは萼片です。
 原種は5枚、交配種には30枚の
 多数のものもある。。
秋明菊3
写真4 二輪仲良く咲いています。
秋明菊4
写真5 咲き盛りから終り頃には、
   雄蕊がしっかり開く。
   写真3, 4と比較すると、
   それがよく分かる。
秋明菊5
写真6 夕方には花を閉じる。

秋明菊2
写真7 花の盛りを過ぎると
   おしべの数は減少 花色も退化
秋明菊3
写真8 花が終わると
   実(種子)ができる。

秋明菊4
写真9 種子の周りに綿毛が発達し、
   沢山の種子は綿毛中に散在し、
   風に乗って、散布される。
秋明菊5

草齢、環境、日当たり、土、肥料、水、
分類、特性、原産地、花言葉、感想 は下記にあります。

   草齢 ----- 購入後2年
   環境 ----- 鉢植え
   日当り ----ほぼ日陰
   土 ------- 鹿沼土4:赤玉土3:腐葉土3
   肥料 ----- 春~初夏に液肥2~3度
   水 ------- 乾かさないようやや多め
   植替 ----- 昨年購入直後1度
   分類 ----- キンポウゲ科アネモネ属、多年草
   特性 ----- 日陰でやや湿った場所を好む。
   原産地 --- 中国、台湾、ヒマラヤ
   花言葉 --- 薄れ行く愛

  

  花の様子 感想

ピンク色のやや濃い個性的な花です。
秋、花数の少なくなった時期に、
目立つ様子で咲きます。

赤く美しい5枚の花弁のように見えるものは、
萼片(がくへん)です。
原種は5枚ですが、交配種には30枚もの多数
のものもあるようです。

花の中心部緑色球状のものは多数の雌蕊(めしべ)が
寄り集まったものです(写真3 他)。
その外側の黄色い円輪状のものは
雄蕊(おしべ)の集団です(写真3 他)。

果実は長さ1~2㎜の痩果(そうか)*で、
白い綿毛に覆われており(写真8, 9)、
風に乗って散布されます(写真9)。

* 痩果(そうか) : 果実の付き方によって
多くの形態に分類されるが、
その内の1つの型に痩果と呼ばれる型がある。
その痩果の内容は、簡略には、
「果皮が乾燥して1個の種子を包み、裂開しない果実」
のことである。

秋明菊は、古くは、中国から渡来したもののようで、
日本で野生化したそうです。
その後、世界の多くの人が交配を重ね、
多数の交配種が生まれているということです。

白い花のものも我が家の庭で育っていましたが、
いつのまにか消えました。
花の色も多数あり、また、一重、八重 等のもの
もあるようです。


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