犬枇杷(いぬびわ)
別名 イタブ、イタビ、コイチジク、古名いちじく、クイタブ、ハゲタブ
撮影 2022.4.11, 8.13, 8.30
写真1 4月に花嚢が赤くなりました。
写真2 花嚢を拡大撮影
写真3 上記4月の花嚢は果実となり消失。
八月に再び改めて花嚢が成熟しました。
赤から黒へと成熟しています。
こうなると、中には果実がてきていて、
この黒玉を「果嚢」と呼ぶようです。
写真4 果嚢を拡大撮影
写真5 沢山の黒い果嚢が成っています。
中には、赤や、まだ青い花嚢も見受けられます。
写真6 青い花嚢と赤い花嚢を拡大撮影
写真7 果嚢の中の果実です。
赤や黄色の種(たね)のように見えるのが
果実です。
1日の内に野鳥が食い荒らし、
すべての果実はなくなりました。
食べるとき半分落としたのが
この木の葉っぱに乗っかっていました。
それがこの写真です。
写真8 上の写真7と同じ日に撮影しました。
野鳥もまだ食べられない少し赤くなりかけの
花嚢が残っていました。
写真9 まだ小さく青い花嚢も残っていました。
果嚢と花嚢が同時に成っているのも
しばしばです。
草齢、環境、日当たり、土、肥料、水、
分類、特性、原産地、花言葉、感想 は下記にあります。
草齢 ----- 21年
環境 ----- 庭植え
日当り ----半日陰
土 ------- 赤土主体
肥料 ----- 春先に化成肥料1度
水 ------- 自然の雨
植替 ----- なし
分類 ----- クワ科イチジク属、落葉低木
特性 ----- 半日陰であまり乾燥しない所を好む。
原産地 ---
花言葉 ---
花の様子 感想
無花果(いちじく)と同様表面には花が
見えないように咲くので
普通には花を見ることができません。
花嚢(かのう)といわれるものの中で
咲くので、外からは見えません。
その花嚢の様子は写真8, 9 に見られます。
この丸い果物のようなものが花嚢です。
この中で花が咲いています。
割ればその花が見えるのですが、
残念ながら、その写真は撮れていません。
その花が蜂によって受粉されると、
その花嚢の中に果実が出来ます。
その果実を撮影したのが写真7です。
写真には多数の果実が写っています。
種(たね)のように見えるのが果実です。
この果実は食べられますが
特に美味しいものではありません。
ジャムにすると美味しいようですが、
まだ試みたことがありません。
ただし、この犬枇杷(いぬびわ)は
雄雌異株ですが、雄株の方にも
花嚢があり、それを食べようとすると、
固くて、且つ旨味もなく食べる気には
なりません。
この果樹には特殊な蜂(犬枇杷小蜂)が
花粉を媒介するという面白い媒介方法が
あるのですが、話が長くなるので、
今回は省略します。
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園芸種の花、果樹の花・果実 は下記