我が家で咲いている山野草の花

木苺(きいちご)


 別名
 撮影  2025. 3.14 ~ 5.15

草齢、環境、日当たり、土、肥料、水、
分類、特性、原産地、花言葉、感想 は下記にあります。

   樹齢 ----- 24年
   環境 ----- 庭植え
   日当り ----
   土 ------- 赤土主体
   肥料 ----- 春先に化成肥料1度
   水 ------- 自然の雨
   植替 ----- なし
   分類 ----- バラ科キイチゴ属
   特性 ----- 半日陰の排水の良い腐葉質土を好む。
   原産地 --- 日本、中国、他
   花言葉 --- 嫉妬、後悔、羨望

  

  花 や 実 の様子 感想

春先、やや暖かみを感じるようになった頃、
この木苺の芽が吹き出して来ます。
春早く芽を出す他の植物たちと同じ頃に
芽を吹き始めます。
その様子が写真1です。

芽が吹き葉が展開し始めてから 2, 3 週間後には、
白い清潔そうな花を咲かせてくれます。
その様子が、写真 2~4 です。

実をつけてくれる雌蕊(めしべ)が写真4, 5 に
写っています。
その雌蕊の先端即ち柱頭(ちゅうとう)が、
鮮明には分かりませんが、3裂しています。
種々の植物の花でよくある状況です。
その雌蕊の回りを多数の雄蕊が囲っています。

花は1ヶ月ほど次々と咲き、
その間に青い小果を太らせ、
黄色い実へと進化してゆきます。
黄色い実(写真6)ですが、
熟すとやや赤みを帯びてきます。
実の色が黄色いので「黄苺」
とも書かれるようです。
語源はこの「黄」にあるようです。
しかし、人の背丈よりも高い ”木 ”に
なる苺という方が親しめる
ように思います。

生まれ育った家の庭に生えていた子株を
もらってきて24年前に植えたものです。
子供の頃に食べたあの何ともいえない
甘酸っぱい味が懐かしく思い出されます。
草いちごと同様の味に加えて、
草いちごにはない独特のおいしい味がします。

3月下旬に咲き始めた花が1ヶ月も経たないうちに、
実を結び熟れます。
熟れ始めた後1か月以上毎日のように
何個かが熟れ続けてくれます。


バックミウジックを聞く
音量を小さくしてから ↓↓




 写真1 初春に出始めた芽です
木苺

写真2 木苺の花が咲き始めました(4月3日)。
木苺2

写真3 まだ次々と咲き続けています(4月22日)。
木苺3

写真4 1輪を拡大撮影
木苺4

写真5 花蕊の部分 雌蕊が1本中心部にあり、
 その雌蕊の先端「柱頭」は3裂しています。
 雌蕊の回りを多数の雄蕊が囲っています。
木苺5

写真6 黄色く美味しそうに実が熟れました。
 沢山なっている時の写真を撮り忘れました。
夏みかん6