春先、やや暖かみを感じるようになった頃、
今年は、桜(染井吉野)よりも数日早く咲きました。
3月22日では、もう満開に近い状態でした(写真1~4 参照)。
写真で見えますように、僅かに紅色がかった白い花です。
蕾(つぼみ)が膨らんで咲きかけた頃には紅色がやや濃い
状態でした。
開花後2ヶ月半も経てば実が熟れました。
その様子を写真5~8にて掲載しました。
この写真5~8 は6月4日に撮影したものですが、
同じ日に撮影したのに枝によっては熟れの早い遅いがあります。
写真 5 と 8 はまだ薄黄色い青果の状態です。
写真6 はかなり熟れてもう美味しく食べられます。
写真7 は完全に熟して甘さも十分に出てきた状態です。
写真 9 と 10 は上記より2日後の撮影です。
美味しそうに熟れているのを10個ほど取って食しました。
杏(あんず)特有の旨みのある酸っぱさと甘さがあり、
美味しくいただきました。
核(さね)は核離性がないのとあるのとがありました。
核に実の一部がくっ付いて離れにくいものと、
簡単にきれいに離れてしまうものとです。
同じ木に成った果樹なのに、どうしてこんなに違いが出るの
でしょうか。
写真10を見ればその違いが一目瞭然です。
6月11日に、木に成っている実をほぼすべて収穫しました。
30個余りでした。
何だかほぼすべて黄色で、赤みがほとんどありません。
それでも、時は時、ちぎり切ったほうが良いと判断し、
ほぼ全て、もぎ取りました。
生食で全てを食べるのも多すぎると思い、
ほとんどをジャムに加工しました。
ジャムを作製した明くる日の朝食に
そのジャムを食パンに付けて食しました。
甘酸っぱみがあり、杏特有の味もありました。
かなり素晴らしい味でした。
そんな、食パンに付けた様子の写真を、
ジャム作成後1ヶ月近くも経って、撮りました。、
写真12、13 がその様子です。
美味しそうに見えれば幸いです。
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写真1 初春に出始めた芽です
写真2 木苺の花が咲き始めました(4月3日)。
写真3 まだ次々と咲き続けています(4月22日)。
写真4 1輪を拡大撮影
写真5 花蕊の部分 雌蕊が1本中心部にあり、
その雌蕊の先端「柱頭」は3裂しています。
雌蕊の回りを多数の雄蕊が囲っています。
写真6 黄色く美味しそうに実が熟れました。
沢山なっている時の写真を撮り忘れました。
写真7 初春に出始めた芽です
写真8 木苺の花が咲き始めました(4月3日)。
写真9 まだ次々と咲き続けています(4月22日)。
写真10 1輪を拡大撮影
写真11 花蕊の部分 雌蕊が1本中心部にあり、
その雌蕊の先端「柱頭」は3裂しています。
雌蕊の回りを多数の雄蕊が囲っています。
写真12 食パンに付けた
自家製杏ジャム
写真13 食パンに付けた
自家製杏ジャム 一部拡大撮影