写真L1 3月23日 咲き始め 上部は蕾
写真L2 3月23日 近くで撮影
写真L3 3月25日 沢山咲き出した。
写真L4 3月25日 1花拡大撮影
雌蕊が5本ほぼ真っ直ぐに立ち上がっている。
花柱は黄色、柱頭もほぼ黄色
1箇所2本が重なってほぼ1本に見える。
雄蕊は多数(20本余り)、花糸は白、葯はピンク
花弁(花びら)5枚、白色。
写真L5 写真4とは別の花 3月27日
写真中の撮影月が5月は3月の間違い上記が正
雄蕊が伸びきると葯は茶色
花糸は白のまま。
雄蕊の数を数えたら25本ある。
雌蕊は5本(写真中黒矢印)
で花柱・柱頭 共に黄色
写真L6 3月28日 雄蕊の葯が花弁に変容
写真下端のほぼ中央から白い花糸が
上に向かって伸びている。
その先(写真上部)で花弁となって
白く広がっている。
他の雄蕊は、通常通り花糸は白く
葯は茶色の小さい塊のままである。
この変容は次の写真L7でも確認できる。
写真L7 3月28日 雄蕊の葯が花弁に変容 No2
雄蕊が赤いからまだ若い花でしょう。
この花の雄蕊の2,3本が花弁に変容しています。
写真左下の白い広がりがもその一つです。
その白い花弁の右側を辿って行くと
白い花糸に行き、それが花の中心部から出ています。
雄蕊の葯が花弁に変身した証拠です。
その花弁のすぐ右下に、赤い葯の先から白いものが
出かかっているのが見えます。
これ、即ち、葯が花弁に変身しかかっている最中です。
写真右下にも、白く広がっているものが見えます。
これも葯の花弁への変容(変身)です。
梨の花は面白いものですね。
写真L7 説明は上記
写真L8 3月25日 沢山咲き出した。
写真L9 3月27日 雄蕊の葯が花弁に変身No3
元からある花弁5枚の内側に
少し小さい花弁4, 5枚が増えた。
写真L10 3月28日 雄蕊の葯が花弁に変身No4。
八重咲き完成 葯が変容した花弁も大きくなり
八重咲きの様相が十分しだした。
梨の花は桜に負けない程に素晴らしい花です。
ここに掲載した梨の品種は豊水です。
豊水の果実は店でよく見かける品種ですね。
写真のように花弁(花びら)はほぼ純白です。
清潔そうな美しい花です。
花弁は5枚で、雌蕊は5本、雄蕊は(多分)25本です。
雄蕊は多数あるので全ての花で数えるのは無理で、
分解して数えたわけではありませんが、
写真に写っているのを立体的に考慮して、
25本だろうと勝手にきめました。
花弁5枚(雌蕊5本)の各1個について5本(即ち5倍)、
で5掛ける5は25本となりすこしは論理性もあるかな?。
ところが、この花、少し変わっていて
(他の花もそうかも知れませんが)、
雄蕊(おしべ)の葯(やく)が何個かが
花弁に変身(変容)するのです。
だから、元々一重5枚の花弁ですが、10枚前後に増加し、
八重咲きの様相となります。
写真L6とL7 は何個かが変容しかかっている様子です。
写真L9とL10が変容が終わった時期の状態です。
これら4枚の写真から、葯から花弁への変化の様子が
よく分かると思います。
こんなこともあるんですね。
一応、この木は「豊水」という梨の木であることを
確かめるために、この木(まだ苗であった)を購入した時に
付いていたラベル(今も付いている)を撮影して、
掲載しました。それが写真 R9 と R10 です。
全く純粋な豊水でも、一重咲きと八重咲きの両方が
一つの木(株)に咲くのでしょう。
豊水だって改良元の株が2種以上あるはずだから。
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果実の撮影年月日 2023.4.20~7.19
写真R1 4月20日 幼果が2箇所結実
写真R2 4月20日 幼果を拡大撮影
天に向かっていい感じ 幼果らしい
写真R3 5月3日 幼果がやや肥大
写真R4 5月26日 梨らしい姿となる。
幼果の緑色から茶色に変化 直径約15mm
写真R5 6月7日 直径約20mmに生長
表面の粒状のものがしっかり見える。
写真R6 6月26日 直径約40mm
かなり大きくなった。もう大人の感じ
写真R7 7月13日 直径約70mm
茶色がより濃くなった。
写真R8 7月19日 直径約80mm
何だかもう食べられそう。
写真R9 7月19日撮影
梨・豊水 苗木購入時(2015年)のラベル
写真R10 7月19日撮影
梨・豊水 苗木購入時(2015年)のラベル裏面