椿・蝦夷錦(つばき・えぞにしき)

別名:

我が家の庭で咲いている花


椿・蝦夷錦
椿・蝦夷錦2
蝦夷錦3
蝦夷錦4
撮影 --- 2021.3.14, 3.23
このように育ててみました。

樹齢 --- 24年
環境 --- 庭植え
日当り - 木漏れ日
----- 赤土主体、腐葉土若干
肥料 --- 春先に化成肥料1度
----- 自然の雨
分類 --- ツバキ科ツバキ属
原産地 - 江戸
特性 --- 水はけの良い酸性土で日当たりを好む。
花言葉 -

花の様子・備考 ---

 大きな八重筒しべの豪華に咲く椿です。
白地に濃紅の縦絞り~小絞りの花です。
毎年何10輪も咲いてくれてます。

数年前から色々な枝変わりの花がよく咲くようになりました。

上から2番目の写真
 標準的な蝦夷錦(えぞにしき)の花です。

1番上の写真の花
 右半分が標準的な模様で、
左半分全体が、ほぼ真っ赤に染められています。
ややグロテスクな変わった模様です。
昨年は花一輪すべてが真っ赤に彩られて咲いた枝変わり花も
ありました。

上から3番目の写真
 左右赤白に分かれた1輪の花と、
その左下に咲く標準の花の計2輪の撮影写真です。

上から4番目の写真
 標準の花 と 変わり花 との中間的な花です。
両者で蕊(しべ)の形が異なります。

 この椿の木、24年前に親戚である実(じつ)の姉の嫁ぎ先から
根付きで貰って帰ったものです。
姉は里の父から枝を数本もらって挿し木したそうでして、
それが育った中の1本の木を、早春にもらって帰り、植えました。
蕾が沢山着いていましたが、枝とともに切りつめて、
蕾を1個だけ残しました。その一輪がその春、咲きました。
その後毎年よく育ち、今年も見事に数十輪の蕾と花を抱いています。

 この木をくれた姉は、
1年前のこの花が咲く1か月余り前に亡くなりました。

今年も新型コロナウイルス禍のため、
都道府県をまたぐ往来は自粛することとなり、
昨年の姉の葬儀にも出席できないまま、
今年もお墓参りもできないままです。
だから、姉が本当に亡くなったのか、半信半疑の気持ちのままです。

 コロナ禍は、
この世の中を正常と不正常の半々を作り出しているような気がします。
 右半分が正常で、左半分が不正常なこの椿の花は、
そんな姉が咲かせた花なのでしょうか。

園芸種の花・木の花の 目次ページ へ
山野草 はこちら
果実とその花 はこちら
Home top page へ