椿・蝦夷錦(つばき・えぞにしき)

別名:

我が家の庭で咲いている花


椿・蝦夷錦
椿・蝦夷錦2
撮影 --- 2020.4.18
このように育ててみました。

樹齢 --- 23年
環境 --- 庭植え
日当り - 木漏れ日
----- 赤土主体、腐葉土若干
肥料 --- 春先に化成肥料1度
----- 自然の雨
分類 --- ツバキ科ツバキ属
原産地 - 江戸
特性 --- 水はけの良い酸性土で日当たりを好む。
花言葉 -

花の様子・備考 ---

 大きな八重筒しべの豪華に咲く椿です。
白地に濃紅の縦絞り~小絞りの花です。
毎年何10輪も咲いてくれてます。
数年前から色々な枝変わりの花がよく咲くようになりました。
上の写真が標準的な蝦夷錦の花ですが、 下側の写真の花は、右半分が標準的な模様で、
左半分全体がほぼ真っ赤に染められています。
ややグロテスクな変わった模様です。
昨年は花一輪すべてが真っ赤に彩られて咲いた枝変わり花もありました。

 この椿の木、23年前に親戚である実(じつ)の姉の家からもらって帰ったものです。
姉は里の父から枝を数本もらって挿し木したそうでして、
その内の1本の木を早春にもらって帰り、植えました。
蕾が沢山着いていましたが、枝とともに切りつめて、
蕾を1個だけ残しました。その一輪がその春、咲きました。
その後毎年よく育ち、今年も見事に数十輪の蕾と花を抱いています。

 この木を呉れた姉は、この花が咲く1か月余り前に亡くなりました。
今年は新型コロナウイルス禍のため、都道府県をまたぐ往来は自粛することとなり、
姉の葬儀にも出席できず、亡くなった5か月後の今も、姉が本当に亡くなったのか、
半信半疑の気持ちです。
 右半分が正常で、左半分が不正常なこの椿の花は、そんな姉が咲かせた花なのでしょうか。

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